LEGEND OF ROCK Live Report -トリビュートライブレポート-
LEGEND OF ROCK 5th Anniversary in 日比谷野音 Vol.2
日程:2010年7月25日(日)12:30開場 13:00開演
会場:日比谷野外大音楽堂
出演
・深紫 as DEEP PURPLE#3
・THE BEGGARS as THE ROLLINGSTONES
・RAINBOW KNIGHTS as RAINBOW
・MAKIN'LOVE as KISS
・VON HALEN as VAN HALEN
・THE BEATVOX as THE BEATLES
・TOWNZEN as THE WHO
・MR.JIMMY as LED ZEPPELIN
・JIMISEN as JIMI HENDRIX
昨年に引き続き、2度目の開催となった、LEGEND OF ROCK 5th Anniversary in 日比谷野音 Vol.2 今回も晴天に恵まれ、最高のフェス日和! GATE前には沢山のお客様が並ばれている。有り難い話ではないか!
開場すると何と、最前列から客席が埋まっていく。昨年とは違うなぁ! それに入場者数も昨年より増えているように見受けられテンションも上がるではないか!
今年はLEGEND OF ROCKのオフィシャルTシャツにマフラータオルに野音記念tシャツを販売するブースを出店! 夏フェスの臨場感満載!
今年もMCにコンク勝二(しょうじ)氏を迎えSHOWはスタートした!
■深紫 as DEEP PURPLE#3
トップを飾ったのは深紫 as DEEP PURPLE#3。曲は勿論あの曲。
リフが鳴った瞬間から客席は大盛り上がり!リッチー長谷川のギターが唸り上げ、ボーカルの文平ちゃんがシャウトする。
サビのバ〜〜〜ンで大合唱!スモークオンザウォーター、ハイウェイスターで初っ端からノックアウト!
■THE BEGGARS as THE ROLLINGSTONES
続いて登場したのがTHE BEGGARS as THE ROLLINGSTONES。
DEEP PUEPLEの次にTHE ROLLINGSTONESが観れるなんて何とも贅沢ではないか!
最高のグルーブの中、ミックジャガリコのパフォーマンスにキース浜リチャーズが呼応する!
畳み掛けるような名曲のオンパレード!そのエネルギッシュなステージに会場は興奮の坩堝!
■RAINBOW KNIGHTS as RAINBOW
3番手に登場したのはRAINBOW KNIGHTS as RAINBOW。
この日の4日前にLEGEND OF ROCK CD第2弾が発売されたばかりで発売後、最初のステージがこの日比谷野音なんて何とも贅沢ではないか! 5/16にロニー死亡という衝撃的なNEWSが飛び込んで来てから2ヶ月余り。
OVER THE RAINBOWが流れた瞬間に鳥肌が立ったなぁ〜!KILL THE KINGが始まった瞬間に会場のボルテージは最高潮! TOSHIAKI SHIMADAのキーボードサウンドから始まったSTARGAZERでDIOKENが歌い上げる様はまさにRONIE JAMES DIOそのもの。
会場からは「ロニー!」「ロニー!」って声援が飛んでいる! きっとこの日のステージはロニーに届いた事だろう。
■MAKIN'LOVE as KISS
次に登場したのはMAKIN'LOVE as KISS。
当然、あの曲から始まると思いきやまさかの楽曲でスタート! そう、いつもはエンディングでやるあの曲。これにはぶったまげたなぁ!
しかし、本家が今年のSUMMERSONICで来日する噂もあったけど結局来れず終い!だから、そういう意味ではこの野音はレア感満載ですな。 こういう夏フェスでKISSを体験できるなんて最高だよね!
★之助の関西弁のMCがやけに可笑しい!
■VON HALEN as VAN HALEN
続いて登場したのがご存知VON HALEN as VAN HALEN。 「魅せる・乗せる・笑わせる」をモットーにしているこのバンド、最高のエンターテインメントを披露してくれた!
E/D VON HALENの超絶ギターにでぶっちょ・りー・ロスのシャウトが合い見え抜群の演奏クォーリティの上に成り立つVON HALEN WORLD!
VAN HALENの世界観をしっかり押さえた上でのオリジナリティ溢れるパフォーマンスには脱帽! 最後には、SHOWを終えたばかりのMAKIN'LOVE as KSSをステージに連れ出し、自らの演出にしてしまうところが彼らの真骨頂!
これには会場も大盛り上がり!テクニックに魅せられ、グルーブに乗せられ、パフォーマンスで笑わされた最高のSHOWであった!
■THE BEATVOX as THE BEATLES
6番手に登場したのがTHE BEATVOX as THE BEATLES。今回はサージェントの衣装で登場! あの灼熱地獄中ではMAKIN'LOVE同様、暑かったろうなぁ〜!
今まで爆音が続いていたので一種の清涼剤の如く、凄く心地良く聴けたなぁ! 楽曲ラインナップは勿論、後期中心! しかし、どの曲聴いても全部知っている!
オッ!この曲はクラプトンがゲスト参加しているやっつじゃ〜ん! どうすんのかなぁ?って思っていたら、ここでサプライズ登場したのがJIMISEN as JIMI HENDRIX。
そう来ましたか?クラプトンの代わりに。
当然、会場は大盛り上がりですよ!そりゃ、そうでしょ!完全企画勝ちだったね!
■TOWNZEN as THE WHO
続いて登場したのは、昨年末にLEGEND OF ROCK CD第1弾のラインナップの中からTOWNZEN as THE WHOだ!
外国人の方々からの圧倒的に人気にサムライ・サムのテンションも上がる!
彼らの狂気なサウンド&グルーブは会場を一気にヒートアップ。凄い盛り上がりではないか!
たたみ込むような名曲の連続にただただ、酔いしれた!やっぱフェスってこうでなくちゃいけないよね!
■MR.JIMMY as LED ZEPPELIN
満を持して登場したのはMR.JIMMY as LED ZEPPELIN。 昨年はアコースティックでの参加だったが、今年はフル参戦!のっけからかましてくれた!
このバンドもデカいステージが似合うバンドの1つだ! ホント薄眼でみると目の前に本物がいるのではないか?と錯覚してしまうほどの完成度の高さ!
夕暮れがかった野音で聴かせる「天国への階段」を目の当たりにした時はマジで感動モノ!
「ロックンロール」では勿論、大合唱!ヤバいはこのバンド!
■JIMISEN as JIMI HENDRIX
そして大トリを務めたのは、KING OF TRIBUTERと異名をとるご存知、JIMISEN as JIMI HENDRIX。
彼らの演奏が始まった瞬間に会場の空気が変わる。
JIMISENから紡ぎだされるトーンが空に抜けていき会場全体がJIMISEN WORLDに包みこまれる。
震撼するっていうのはこの事を言うんだろうな!
最後はJIMISENから本日の出演バンドが次々と呼びこまれ大セッション!と、ここで灼熱地獄だったのが嘘のように雨がパラつき始めた。 炎天下にさらされたお客様の体を優しくクールダウンさせるように。
夕闇に混ざったこの雨でより幻想的になって奏でられたセッション曲は「WILD THING」
演者もお客様も完全に1つになり大盛り上がりの中、この日のLEGEND OF ROCK 5th Anniversay in 日比谷野音は幕を閉じた!
こうして、今年で2回目を迎えたLEGEND OF ROCK at 日比谷野音。 大人の為の大人による大人の夏フェス!昨年以上の来場者を迎え、大盛況のもと終了した!
出演バンドはもとより、STAFF及び関係者の皆さん本当にお疲れ様&有り難うございました。 そして何より、炎天下の中、長時間に渡りご観戦頂いたお客様、ご来場本当に有り難うございました。
LEGEND OF ROCK STAFF一同
(PHOTO 松本 由歌子)